HSCカメラを組み上げている、国立天文台先端技術センターには、工作機械が数多く導入されています。HSCプロジェクトもお世話になっているのです。
この写真は、アルミ製窓の中央部に加工を加えてもらっているところです。2 mmの穴を空けてもらい、そこを100ミクロン厚のBe箔で塞ぎます。そこを通してX線をデュワーの中に入れて、CCDとエレクトロニクスの校正を行うためです。この試験、本番機では当初予定していなかったのですが、最近のミーティングで念のため行ったほうがよかろうという結論になり、急遽セットアップを組むことにしたのです。センターの工場に無理を聞いてもらい、加工していただきました。どうもありがとう!(SM)
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