HSC はいろいろなコンポーネントの組み合わせでできています.主にカメラ部,補正レンズ,主焦点ユニットに大別されます.(参考)
複雑なシステムなので,完成したからといって,いきなりすべてをつないで動かすことはとても難しいことです.
そこで,段階をおって準備を進めていますが,一つの試験としてカメラ部以外の,補正レンズと主焦点ユニットをすばる望遠鏡に搭載することも予定されています.
カメラ部にしか画像を取得する機能がないので,カメラ部を載せないで制御をするとなると代替手段を考える必要があります.その代替手段が写真の「立ち上げカメラ」です.といっても市販のカメラです.制御するためのパソコンも接続してあります.
HSC の特長である広い視野のうちのとても小さい領域だけを贅沢に使って試験を行います.ちょっとおかしな話ですが大切な試験です.(YU)
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