今日もエレキラック紹介シリーズの続きです.鏡面形状や HSC の姿勢をはかり,補償するために波面センサーがあります.スペースの兼ね合いからフィルターと同じ形で作られ,フィルターの一つとして搭載されます.これをシャック・ハルトマン・フィルターと呼んでいます.
このフィルターによる波面検査時にもオートガイドが必要で,オートガイド用のビデオカメラが搭載されていますが,解析するためにそのビデオ信号を制御棟にある制御計算機に送信しなければなりません.望遠鏡から制御棟までの距離が長いため,伝送距離をのばすために光ファイバーを使っています.今日の写真はその変換機の写真です.(YU)
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