これまで装置交換階で望遠鏡搭載試験に向けて待機していた HSC ですが,本日予定通りすばる望遠鏡への搭載を実施しました.
昨年にはダミーレンズ鏡筒を使った搭載試験を行い,手順の確認などをしていましたが,今回の試験ではすべて本物の HSC 部品を使います.高さ3メートル,重さ3トンもの HSC をミリメートル以下の精度ですばる望遠鏡の主焦点位置に搭載する作業はとても緊張する作業でした.(YM, YU)
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いよいよ最終段階ですね。実物が搭載されるとやっぱり迫力がありますねー。3ミリの制御はどうやってやるのでしょう?逆に3ミリまでなら大丈夫なんですか?光が装置に到達するまで、もう少し。ファーストライト、楽しみに、期待しています。
いつもコメントいただきありがとうございます.励みになります.
位置はミリよりも高い精度であわせています.装置交換ロボットをその精度で駆動するためのダイヤルが用意されています.一周すると 1mm 動くように作られています.このダイヤルを使い,センサーや目視で確認しながら慎重に作業します.(YU)
解説ありがとうございます、この巨大な装置をミリ以下の精度で調整されているとは素晴らしい技術力ですね。装置を買えるたびにこの光景が繰り返されることになるんですね、きっと、本当に凄いことです!